OpenClaw(オープンクロー)

評価のまとめ

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本編 最新AIツール大全 AIエージェント ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方

OpenClawの公式サイト(新しいタブで開きます)

本編 最新AIツール大全/AIエージェント(Chapter 3)

OpenClaw (AIエージェント)

ヒルトルのオススメ度 ★4(5段階)

料金

OpenClawというソフト自体は無料のオープンソースで、誰でもGitHubからダウンロードして使えます。ただし、AIモデルのAPIキーを別途契約する必要があり、その使用量に応じて費用がかかります。

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

OpenClawは、オーストリア出身の開発者ピーター・シュタインベルガー(Peter Steinberger)氏が開発した、オープンソースの自律型AIエージェントです。Slack、Discord、WhatsApp、Telegram、iMessage、LINEなどのあなたが普段使っているチャットアプリから、AIエージェントに「これをやっておいて」と指示を送るだけで、AIがあなたのパソコン上で実際に作業を進めてくれます。ブラウザを操作したり、メールを送ったり、ファイルを編集したり、カレンダーを管理したりと、できる作業の幅が非常に広いのが特徴です。2026年2月14日にはシュタインベルガー氏のOpenAI入社が発表され、7月8日にはプロジェクトの運営が新しく設立された非営利の「OpenClaw Foundation(財団)」に引き継がれました(OpenAIが主要な寄付者となり、シュタインベルガー氏も技術面の方針決めに関わり続けています)。

2026年7月13日の大型アップデート(v2026.7.1)では、操作画面が「会話しながら複数の作業を同時に進めるための1つのブラウザ画面」に作り直され、さらにmacOS版アプリはターミナル(黒い画面)も管理者権限も使わずに最初のチャットを始められるようになりました。Windows向けにも「Hub」というアプリが配布されています。対応するAIモデルもGPT-5.6(Sol / Terra / Luna)、Claude Sonnet 5、Claude Mythos 5、Tencent Hunyuan Hy3、Meta Muse Spark 1.1へと大きく広がっています。そして2026年8月31日には、ベータ版だったv2026.8.1が「OpenClaw 2.0」として正式版になりました。操作画面はチャットアプリに近い形にさらに作り直され、会話を途中まで巻き戻して別の方向にやり直す機能、本筋の会話を止めずに別の質問ができる「ちょっと聞くだけ」の機能、AIが勝手に危ない操作をしないように許可を求める仕組み(許可の履歴は30日分さかのぼって確認できます)、裏で動いている作業の進み具合を会話の横に表示する機能などが加わっています。

ただし、会話の保存の仕組みが新しくなっているため、古いバージョンに戻すと以前の会話が見えなくなる可能性があります。アップデートの前にバックアップを取っておくと安心です。2026年9月21日には、セキュリティ専門企業のTrail of Bitsによる安全性の検査結果も公開されました。見つかった24件の弱点(重大度「高」が2件)はすべて修正済みで、修正はバージョン2026.8.1と、長期サポート版の2026.7.33に含まれています。古いバージョンを使っている方は、早めに更新しておきましょう。2026年10月2日には、公式のスキル配布所「ClawHub」の安全チェックに、Tencentの検査の仕組みも加わりました。NVIDIAとTencentの2社の検査に、AIによる最終判断を重ねる形で、利用者の費用負担はありません。

ヒルトルのレビュー

OpenClawは私もこれから導入してみようと考えており、まずはMac miniを購入して、それを24時間常時起動させた状態で動かす環境を作る予定です。Mac miniは小さくて電気代も安く、ずっと電源を入れっぱなしにしてもうるさくないので、常時稼働させるAIエージェント用のマシンとしては最適です。(8月25日にはメモリの帯域が大きく広がった新型のMac miniも発表され、「手元のパソコンでAIを動かす」用途で話題になっていますので、購入のタイミングとしても良さそうです。)AIモデルは、ChatGPT(OpenAI)のAPIキーを使う予定です。私が実現したいのは、たとえば私が事前に書いておいた文章をAIにコミュニティの投稿画面まで運んでもらって投稿する、といった日々の作業の自動化です。これまで「人を雇うほどでもないけど、自分でやるには時間がもったいない」と感じていた繰り返し作業を、OpenClawに肩代わりしてもらえる可能性を感じています。

ある程度のパソコンの知識が必要となるツールですので、AI初心者の方がいきなり挑戦するハードルは高めですが、AIに本格的に仕事をさせてみたい方には、2026年に最も注目すべきツールの1つだと言えるでしょう。なお、2026年7月のアップデートでmacOS版アプリはターミナルを触らなくても始められるようになりましたので、以前よりも導入のハードルはかなり下がったという印象です。開発の主体も個人から財団に移りましたので、「作者が急に開発をやめてしまうのでは?」という心配も減りました。「黒い画面が苦手で敬遠していた」という方は、このタイミングで一度試してみてはいかがでしょう。

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