GPT Image(ジーピーティーイメージ)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 開発編 アプリ開発者向けAIツール大全 | 画像生成API |
★は、世間の評判をもとに筆者がまとめた評価です。 ★の付け方
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全/画像生成API(Chapter 6)
GPT Image (画像生成API)
提供:OpenAI
料金
従量課金制(トークン課金)。品質設定により、1枚あたりおおよそ0.01〜0.2ドルが目安です(公式は1枚あたりの料金表を出していません)。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
GPT Imageは、OpenAIが提供する画像生成APIです。ChatGPTの画像生成機能と同じ技術をあなたのアプリに組み込めます。
2026年4月に公開されたGPT Image 2は、高解像度への対応や、日本語を含む文字入れの精度が大きく改善され、性能比較サイトの画像生成部門・画像編集部門の両方で首位を取ったと話題になりました。
そして2026年9月8日には、その次の世代にあたるGPT Image 2.5が公開されました。ChatGPTのアプリ内では「ChatGPT Images 2.5」という名前で、下絵(スケッチ)からの生成、テンプレート、画像へのコメント、プロンプトの共有といった機能が加わっています。開発者向けにはgpt-image-2.5-flareとgpt-image-2.5-sunburstという2つのモデルが用意されました。そして2026年11月4日には、さらに次のGPT Image 2.6(gpt-image-2.6-flareとgpt-image-2.6-sunburst)が公開されました。トークンあたりの料金は2.5と同じです。描く前にどこまで構成を考えるかを3段階で選べる設定(complexity)に加えて、SVG(拡大しても粗くならない図の形式)とアニメーションGIFで出力できるようになりました。また、直したい場所に印を描いた透明な画像を渡すと、そこを手がかりに編集してくれる機能(markup)も加わり、こちらは対応する2.5のモデルでも使えます。
最大の特徴は「指示への忠実さ」です。
「左上に赤いロゴ、中央に商品写真、下部にキャッチコピー」といった細かい注文をきちんと反映してくれるため、デザインの要件がはっきりしている用途に向いています。
料金は品質設定によって、1枚あたりおおよそ0.01ドル(低品質)から0.2ドル(高品質)ほどまで幅があり、用途に応じてコストを調整できます。
Chapter 4のOpenAI APIのアカウントがあれば追加の契約なしで使えるため、言語モデルとセットで導入しやすいのも実務上の利点です。
なお、旧世代のgpt-image-1は2026年10月23日で提供が終わりました。gpt-image-1-miniとgpt-image-1.5も、2026年12月1日に提供が終わる予定です。OpenAIが示している乗り換え先は、GPT Image 2.5(gpt-image-2.5-flareまたはgpt-image-2.5-sunburst)です。これから作るなら、最初から最新の世代(2026年11月4日公開のGPT Image 2.6)を指定してください。
世間の評判
世間の評判は「指示通りの絵を出す能力と、画像内への文字入れは頭一つ抜けている」というもので、広告バナー、SNS投稿画像、動画のサムネイルなど「文字入りの実用画像」を作るアプリでは第一候補に挙げられます。
日本語の文字を含む画像でも破綻が少ないという報告は、日本でアプリを作るあなたにとって重要なポイントでしょう。
他社モデルでは日本語の文字が崩れてしまうことが多く、この差は実用上大きな意味を持ちます。弱点として定番なのは「生成スピードが遅め」という点です。
特に高品質設定では十数秒かかることもあるため、お客様を待たせるアプリでは、生成中の画面表示を工夫するか、低品質設定で下書きを見せてから高品質で作り直すといった設計が推奨されています。
また、高品質設定は1枚あたり30円前後になるため、大量生成するアプリではコスト設計が必要です。
総合的には「品質と指示追従で選ぶならGPT Image」という評価が定着しており、まず試すべき画像生成APIと言えるでしょう。
関連するツール
同じカテゴリのほかのツール
電子書籍でも読めます
このページの内容は、電子書籍(PDF)と同じです。スマホで読みやすい版と、音声解説もあります。
開発編 アプリ開発者向けAIツール大全
2026年11月5日版