Synthesia(シンセジア)

評価のまとめ

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本編 最新AIツール大全 アバター生成AI ヒルトルのオススメ度 ★3(5段階)

★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方

Synthesiaの公式サイト(新しいタブで開きます)

本編 最新AIツール大全/アバター生成AI(Chapter 10)

Synthesia (アバター生成AI)

ヒルトルのオススメ度 ★3(5段階) 11月5日版で更新

料金

  • 無料のBasicプランは、毎月「動画10分」と「500クレジット」まで使えます(透かし付き)。有料プランはStarter(月額19ドル、年払いなら月14ドル、毎月1,250クレジット)~。上位のProプラン(以前のCreatorプラン)は月額89ドル(年払いなら月59ドル、毎月6,000クレジット)です。クレジットは動画・吹き替え・アンケートなどで共通に使え、動画は1分あたり約100クレジットが目安です(どのプランも毎月10分までは込み)。(2026年11月5日時点の公式料金ページの内容です。)

2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

特徴

Synthesiaは、エンタープライズ市場で圧倒的地位を築いており、SOC 2 Type II、ISO 42001、ISO 27001、GDPR EU residencyなどの認証を取得した数少ないアバタープラットフォームです。230以上のアバター、160言語以上のAI Dubbing(既存動画にも適用可能)、Veo 3.1のBロール統合など、企業のIT・法務部門が安心して導入できる体制が整っています。さらに2026年7月22日には『Roleplay Sessions』という新機能が発表されました。これは動画を作るツールから一歩踏み出して、AIアバターを相手に会話の練習ができる機能です。営業ピッチ、人事評価の面談、クレーム対応といった「気まずい会話」の相手をアバターが務め、こちらの話し方に応じて動的に反論もしてきます。

練習が終わると、あらかじめ決めた評価基準に沿ったフィードバックと点数がリアルタイムでもらえます。8月には、AIで作った動画であることを示す「Content Credentials(C2PA)」の自動付与(8月10日、EUやカリフォルニア州の規制に対応)、PowerPointのスピーカーノートから台本を自動で作る機能(8月18日)、最大10本の動画をまとめて多言語に吹き替える一括ダビング(8月21日)などが追加されました。そして2026年10月1日には、Roleplay Sessionsを広げた「Sessions(セッションズ)」が発表され、会話の練習に加えて、アバターが相手に質問しながら声を集める会話形式のアンケート「Survey」も使えるようになりました(今後もセッションの種類を増やしていく予定と案内されています)。

さらに2026年10月9日には、作りたい動画の説明や、PowerPoint・資料・YouTubeのリンクを渡すだけで、動く図や文字、アバター、ナレーション、BGM入りの動画(最長3分、横長・縦長)を作ってくれる新しいツール「Syren(サイレン)」のベータ版が公開されました。無料のアカウントでも試せます(クレジット制で、最初の1本分のクレジットがもらえます。日本語への対応は書かれていません)。その後、10月21日には、作る前に3つの雰囲気の案(Moodboards)を見比べて選べる機能と、SynthesiaのアバターをSyrenの動画に使える機能が、10月23日には、PowerPointの資料をSyrenの動画に作り直す機能が加わりました。そして11月3日には、ChatGPTの中でSynthesiaの動画を作れるプラグインが、Synthesiaの無料プランを含むすべてのプランで使えるようになりました。作りたい動画の説明や資料を渡すと、チャットの中で動画を作って手直しできます。大規模なコーポレートトレーニング、コンプライアンス研修、内部コミュニケーション動画には依然として最良の選択肢でしょう。

ヒルトルのレビュー

実際に私もHeygenとSynthesiaの両方を課金してためしてみました。アバター動画のクオリティはどちらも高いですが、やはり日本語の音声の性能がイマイチだったので、日本での使用はハードルが高いと感じました。英語圏向けであればより自然な動画を作りやすいはずですので、海外市場向けにアバター生成動画を検討されている方は試してみると良いでしょう。HeygenよりもSynthesiaのほうがより企業向けに特化したマーケティングを行なっているように感じましたので、企業としてアバター動画が生成できるツールを検討されている方は、Synthesiaが候補になるのではないでしょうか。個人的に注目しているのは、2026年7月に追加された『Roleplay Sessions』です。たとえば新しく入った営業スタッフに、いきなり本番のお客様の前でトークさせるのではなく、AIアバターを相手に何度でも営業ピッチの練習をさせて、その場でフィードバックと点数を返す、という使い方ができます。

人数が少なくてロープレの相手役を用意できない中小企業ほど、この機能の恩恵は大きいのではないでしょうか。なお、Roleplay Sessionsは、無料プランを含むすべてのプランで無料版を試せるようになりました。社員に本格的に使わせる場合は、受講者1人あたり月額29ドル(年払いなら月25ドル)の席を、100人分まで直接購入できます(2026年10月30日時点の公式料金ページ)。8月に加わった「AIで作った動画だという表示を自動で付ける」機能は、地味ですがこれからの時代には大事な機能だと感じます。海外ではAI生成動画の表示義務が法律で決まり始めていますので、企業向けに特化しているSynthesiaらしい対応ですね。

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