FireCut(ファイアーカット)
評価のまとめ
| 本 | カテゴリ・項目 | ★ |
|---|---|---|
| 本編 最新AIツール大全 | 動画編集AI |
★は、筆者ヒルトルの個人的なオススメ度です。 ★の付け方
本編 最新AIツール大全/動画編集AI(Chapter 13)
FireCut (動画編集AI)
料金
- 無料プラン:0円。無音部分の削除、音声トラックの分割、マーカー機能が回数無制限で使えます。
- Captionsプラン:月12.99ドル。90以上の言語の字幕作成、文字起こし月8時間分。
- Proプラン:月20.99ドル(年払いなら月16ドル)。言い直しの検出、フィラー(「えー」「あの」)の削除、最初のカット作りなどAI機能が一式。文字起こし月10時間分。
- Maxプラン:月59.99ドル(年払いなら月49.99ドル)。文字起こしが週50時間に増え、ナレーション生成や画像生成、処理を保存して再実行する「ワークフロー」も使えます。
- 上の料金はDaVinci Resolve版のものです(Adobe Premiere版は、Starterが月19ドル、Proが月34ドルなど、別の料金になっています)。
- 有料プランには7日間の無料体験があります。
2026年11月5日版の情報です。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
特徴
FireCutは、DaVinci ResolveやAdobe Premiereの中にそのまま組み込んで使う、AI編集の追加機能(プラグイン)です。動画編集ソフトを乗り換える必要がないのが、他のAI編集ツールとの一番の違いになります。できることは、無音部分の自動カット、「えー」「あの」といった口ぐせの削除、字幕の自動作成、話の内容に合わせた章分けなど幅広いのですが、中でも注目されているのが「Remove Repetition(言い直しの削除)」です。同じ内容を言い直した部分、途中でやめて話し直した部分、複数のテイクを自動で見つけ出し、「どれを残すか」を一覧で選べる形にしてくれます。どのくらいの長さの文章を比較するか、どのくらい似ていたら同じと見なすか、といった細かい設定も変えられます。文字起こしの精度は言語ごとに公表されており、DaVinci Resolve版では日本語は最高ランクの「ほぼ完璧」に分類されています(Adobe Premiere版では、日本語は試験的な対応です)。
ヒルトルのレビュー
私はまだ試していないので、以下は世の中のレビューと公式情報をもとにした評価です。まず、私のように動画編集ソフトを長く使ってきた人間にとって、「ソフトを乗り換えなくていい」というのは想像以上に大きな利点です。AI編集ツールの多くは、素材を専用サイトにアップロードして、そこで編集して、書き出したものをまた編集ソフトに戻す、という往復が必要になります。この往復のたびに、画質が落ちたり、複数の映像の同期がずれたり、という事故が起きます。FireCutは編集ソフトの中で完結するので、その心配がありません。特に、パソコン画面の録画と、自分の顔の映像を組み合わせて解説動画を作っている方には、この点が効いてくると思います。そして「言い直しの削除」は、収録した動画を最初から最後まで見ながら「あ、ここ言い直してるな」と探していく作業を、大きく減らしてくれる可能性があります。
この探す作業が、実は動画編集で一番時間を食う部分です。一方で、注意点もあります。日本語の文字起こしができることと、日本語の説明を正しく取捨選択できることは、別の話です。「言い直しに見えるけれど、実は大事な補足だった」という部分まで消されてしまうと、確認作業がかえって増えます。ですので、いきなり字幕もBGMもまとめて任せるのではなく、まずは言い直しの検出だけを試して、自分の話し方に合うかどうかを確かめるのが良いと思います。7日間の無料体験がありますので、いつも撮っている10分から20分くらいの動画で1本試してみて、「何分短くなったか」ではなく「自分が実際に手を動かした時間が何分減ったか」で判断してみてください。
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2026年11月5日版