開発編 コラム

中国系AIモデルとの付き合い方

  • 『アプリ開発者向けAIツール大全』Chapter 4(言語モデルAPI)より
  • 2026年11月5日版

この章ではDeepSeekやKimiといった中国系のAPIを紹介しました。性能とコストの評判は本物ですが、世間で必ずセットで語られる注意点があります。

それは「入力したデータがどこの国のサーバーに送られ、どう扱われるか」という問題です。

あなた自身の練習用データなら気にする必要はほとんどありません。しかし、お客様の名前や連絡先、ビジネスの機密情報を扱うアプリでは話が別です。

幸い、DeepSeekやKimiのモデルは中身が公開されているため、米国系のサービス(次の章で紹介するOpenRouterなど)を経由して「モデルだけを借りる」使い方ができます。

世間の開発者たちも、この方法でコストと安心の両立を図っています。「安さには理由がある」ことを理解した上で、賢く使い分けてください。