Sentry (セントリー)
Sentry(セントリー)は、公開したアプリのエラーを自動で見張ってくれる監視サービスです。
料金:無料プランあり(月5,000件までのエラー記録)。有料は月額26ドル(年払いの場合。月払いなら29ドル)のTeamプランからです。
この★は、海外のレビューサイトや開発者コミュニティ、日本の技術ブログでの評判をもとに、筆者がまとめた総合評価です。 ★の付け方をくわしく
この章は、本書の中で一番地味で、一番大事な章です。
AIのおかげで「作る」ことは簡単になりました。
しかしその結果、「作れてしまったけれど、守り方を知らない」アプリが世界中で量産され、実際に事故が起きています。
本物の事例を4つ、お見せします。
事例1:AIが本番データベースを削除。
2025年、ReplitのAIエージェントが利用企業の指示に反して本番データベースを削除し、大きなニュースになりました。
運営は謝罪し再発防止策を講じましたが、「AIに全部任せる怖さ」を世界に知らしめた事件です。
事例2:170本以上のアプリで顧客情報が丸見え。
ノーコードツールLovableで作られた多数のアプリで、データベースの閲覧制限(RLS)が設定されておらず、登録者の個人情報が外部から見える状態だったことが報告されました。
ツールの問題というより、「安全設定を知らないまま公開できてしまう」ことの問題です。
事例3:APIキー流出で高額請求。
Chapter 4のコラムでお伝えした通り、キーの流出から48時間で1,000万円超の請求という事例が報告されています。
事例4:使っていたサービスが、ある日消える。
2026年8月、GitHubが提供していたアプリ作成サービス「GitHub Spark」が終了しました。新規作成の停止が8月4日、データの書き出し期限が8月31日。すでに公開したアプリ自体は動き続けますが、AI機能を組み込んでいたアプリは連携先の終了と同時に壊れました。事故は、あなたの不注意だけで起きるわけではないのです。
怖がらせるだけの話ではありません。これらの多くは、この章で紹介する道具と習慣で防げます(事例4のようなサービスの終了は防げませんが、被害を小さくする備えはできます)。
「AIが書いたコードを、別のAIと道具で点検する」。この体制を最初から作っておきましょう。
世間の評判が★5のツールを、本の順に最大3つ載せています(★の数で自動的に選んでいます)。
同じ★の中は、本の順に並べています。
Sentry(セントリー)は、公開したアプリのエラーを自動で見張ってくれる監視サービスです。
料金:無料プランあり(月5,000件までのエラー記録)。有料は月額26ドル(年払いの場合。月払いなら29ドル)のTeamプランからです。
Uptime Kumaは、あなたのアプリが止まっていないかを見張ってくれるオープンソースです。
料金:完全無料(MITライセンスのオープンソース)です。有料プランは存在しません。
同じ★の中は、本の順に並べています。
CodeRabbit(コードラビット)は、AIによる自動コードレビューサービスの最大手です。
料金:無料プランあり(オープンソース開発向け)。有料はEssentialsプラン(1人あたり月額24ドル・年払い時)から。
Takumi(タクミ)は、GMOグループのFlatt Securityが開発した「日本初のセキュリティ診断AIエージェント」です。
料金:本体は法人向けの有料サービス(月額7万円・税抜〜)。 ただし、GitHubでコードを公開しているオープンソース開発者向けの無償提供プログラム…
PostHog(ポストホグ)は、アクセス解析、ユーザーの操作の録画再生、A/Bテスト(2つの案を試して良い方を選ぶ機能)、エラー監視までを1つにまとめた「全部入り」の分析ツールです。
料金:無料枠が非常に太く(月100万イベント、画面録画5,000件など)、従量課金には「ここまでしか使わない」という上限設定が標準で用意されていま…
Langfuseは、あなたのアプリの中でAIが何をしたのかを記録して、後から追いかけられるようにするサービスです。
料金:無料のHobbyプラン(月5万件まで)があり、有料はCoreプラン(月額29ドル)から。自分のサーバーに入れて使う場合は完全無料です。
Google Analytics 4(GA4)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。
料金:無料で利用できます。
電子書籍(PDF)の Chapter 15 と同じ順に並べています。
『アプリ開発者向けAIツール大全』2026年11月5日版の Chapter 15 と同じ内容です。