Dify (ディファイ)
Difyは、AIを使ったアプリを画面上の操作で組み立てられる、オープンソースのAIアプリ開発基盤です。
料金:自分のパソコンやサーバーに入れて使う「コミュニティ版」は完全無料で、主要な機能に制限はありません。
この★は、海外のレビューサイトや開発者コミュニティ、日本の技術ブログでの評判をもとに、筆者がまとめた総合評価です。 ★の付け方をくわしく
「ターミナルとかエディタとか、そういうのは見るだけで頭が痛くなる…」
そんなあなたのために、この章では「ブラウザで話すだけでアプリが完成する」タイプのツールをご紹介します。
前の章のAIコーディングツールは、あなたのパソコンの中で開発を進める本格派でしたが、この章のツールは基本的にブラウザの中で完結します(章の後半で紹介するDifyは、自分のパソコンやサーバーに入れて使うこともできます)。
チャット欄に「顧客管理のアプリを作って」と打ち込めば、その場で画面が生まれ、データベースやログイン機能まで用意され、公開ボタンを押せば世界中からアクセスできるURLが発行される。
そんな夢のようなサービスが、実際にいくつも登場しています。
ただし、先にお伝えしておきたい注意点が1つあります。
この章のツールのほとんどは「クレジット制」(使用回数のチケット制)の課金方式で、AIとのやり取り1回ごとにクレジットを消費します。
そして「思ったより早くクレジットがなくなった」という不満は、どのツールの評判でも共通して最も多いのです。
詳しくは章末のコラムにまとめましたので、必ず読んでから試してください。
世間の評判が★5のツールを、本の順に最大3つ載せています(★の数で自動的に選んでいます)。
Difyは、AIを使ったアプリを画面上の操作で組み立てられる、オープンソースのAIアプリ開発基盤です。
料金:自分のパソコンやサーバーに入れて使う「コミュニティ版」は完全無料で、主要な機能に制限はありません。
同じ★の中は、本の順に並べています。
Lovable(ラバブル)は、スウェーデン発のAIアプリ作成サービスで、「アイデアを話すとWebサービスが丸ごとできる」ツールの代表格です。
料金:無料プランあり(1日5クレジット・月30クレジットまで)。有料はProプラン(月額25ドル)から。
Bolt.new(ボルトドットニュー)は、StackBlitz社が提供するAIアプリ作成サービスです。
料金:無料プランあり(1日あたりの使用量制限つき)。有料はProプラン(月額25ドル)から。使用量はトークン制です。
提供:Vercel
v0(ブイゼロ)は、Webアプリの公開サービスとして有名なVercel社(Chapter 9で紹介します)が提供するAIアプリ作成サービスです。
料金:無料プランあり(1日7メッセージまで。新しく登録した人には5ドル分のクレジットが1回だけ付きます。
提供:Google
Stitch(スティッチ)は、Googleが提供する無料のUIデザイン生成ツールです。
料金:無料で使用可能です(生成回数に上限があります。上限の数はGoogleが公表しておらず変動もするため、画面でご確認ください)。
Chapter 4でAPIの入口として紹介するGoogle AI Studioには、実は「Build(ビルド)」というアプリ作成機能が備わっています。
料金:無料で使用可能です(最初の2つのアプリはクレジットカード登録なしで公開までできます)。
a0.dev(エーゼロドットデブ)も、スマートフォンアプリの作成に特化したAIサービスです(著名なスタートアップ支援組織Y Combinatorの出資を受けています)。
料金:無料枠あり(1プロジェクト・回数制限つき)。有料はProプラン(月額20ドル)からです。
同じ★の中は、本の順に並べています。
Replit(リプリット)は、ブラウザだけで開発から公開まで完結するクラウド開発サービスの老舗です。
料金:無料プランあり(制限つき。無料で公開できるアプリは1つだけで、30日たつと自動で止まります)。
Base44(ベース44)は、ホームページ作成サービス大手のWix社の傘下にあるAIアプリ作成サービスです。
料金:無料プランあり(少量のクレジット付き)。有料はStarterプラン(年払いなら月16ドル、月払いなら月20ドルほど)から。
Rork(ローク)は、「スマートフォンアプリ」をチャットで作ることに特化したサービスです。
料金:無料プランあり(画面のデザイン案づくりだけ。日本では月35クレジット・1日5クレジットまで)。
提供:Google
Opal(オパール)は、Googleの実験部門であるGoogle Labsが公開している、自然言語で「AIミニアプリ」を作れるノーコードツールです。
料金:無料で使用可能です(Google Labsの実験的サービス)。 ただし2026年11月17日で提供が終了します。
電子書籍(PDF)の Chapter 3 と同じ順に並べています。
作るのではなく、そのまま使いたい方は、もう1冊の本の章もどうぞ。
『アプリ開発者向けAIツール大全』2026年11月5日版の Chapter 3 と同じ内容です。